みなさま、お久しぶりです。
今回は、これまでの内容(身近にある情報と、その可視化について)とは
脱線してしましますが、ぜひお伝えしたいと思いました。
さて、タイトルに関しては少し「大げさ感」が否めませんが、
決して夢物語とかではなく、近い将来「当たり前」になっているかもしれません。
このテーマに関しては、個人用3Dプリンタが流通し始めた昨年辺りから、
様々な業界サイトや流通のキーマンから分析レポートが発信されています。
(ソフトバンクワールド2014でのYahoo!JAPAN 小澤隆生 氏の講演など)
ここでは、それらとは違った観点で、ここ直近(数年)での身近な変化を通じて、これからの一般生活における流通の変化を想像してみたいと思います。
さて、本題ですが、今から約20年ほど前に、デジカメと呼ばれるガジェットが世の中に生まれてきました。
(研究自体は、もっと以前からですが、コンシューマ向けに普及したという意味で)
今では、その機能はスマホに吸収されてしまう(しまった)勢いですが、当時はかなりの社会的インパクトが有ったと記憶しています。
(たしか、アップル社・コダック社・カシオ社あたりが先駆けだったと記憶しています。)
でも、それは低解像度の画像をモニタ(本体またはPCモニタ)で見る程度のものでした。
そして、フィルム写真とは全く別物として認識されていたのではないでしょうか?
特に、保存用の記念写真など。。。
(インクジェットプリンタではまだまだ粗い!みたいな感じで)
しかし、現在では解像度はもちろん、印刷面でも家庭用のプリンタでフィルム写真と同等または、それ以上のクオリティを簡単に素早く安価に手にすることができるようになっています。
※そして、当たり前のようにあった、プリントサービス店の姿もなくなってしましました。
さて、これらを振り返ると、家庭用3Dプリンタ元年とも言える本年から10~20年後には、現在、物理的な輸送手段で移動しているものから、
幾つかは
・モデリングデータのダウンロード
・3Dプリンタでの印刷
によりトラックに変わって、ワイヤー(ファイバー)がその役目を負っていることが「当たり前」な社会になっている状況を否定はできません。
(例えば、現在でもオリジナル・スマホケース購入などで実現されています)
今回、写真プリントを例にお話させていただきましたが、
少しだけでも現実味が出てきたのではないでしょうか?
次回からは、そうなった世界ではどのようなことが起こり、ビジネスシーンではどのように変化が起こるのかを、検証してみたいと思います。
<イメージとして、少しだけ。。。>
もう一つのテーマ「身近にある情報と、その可視化について」と併せて
それでは、次回をお楽しみに!
著者:SHIGERU
大手外資系グラフィック製品メーカーでの製品企画を担当。
その豊富な経験を活かし、グラフィックを活用した倉庫管理ソリューションの企画で毎日頭が一杯。