世界中のあらゆる分野、産業においてCO2削減に取り組まなければならず、もちろん物流分野も例外ではありません。私たちが住む地球の最大の危機の一つといっても過言ではない地球温暖化。世界各地で気候変動が起きており、日本で例年集中豪雨による災害を引き起こしているのもこの気候変動が原因と言われています。
物流事業の本当の仕事は船やトラックを運行することではなく、貨物を運ぶという根本的な理解に立ち返るということです。「如何にして貨物を効率的に運ぶか」というこの一点が物流に突き付けられた命題であり、その追求こそが使命(ミッション)です。そして何より素晴らしいのは、その追求がそのままグリーン・ロジスティクスへの挑戦となり、世界から期待される脱炭素化に大いに貢献できる点だと思います。
日本が世界に約束した「2050年カーボンニュートラルの実現」に向けて、多くの企業が物流リエンジニアリングを成功させ、物流に携わる全員が協力して脱炭素ソリューションをリードするべきときです。